アンニョンハセヨ!ライターの加藤祐希です。
これから韓国留学をする場合、どんな滞在先・住まいがベストなのか、悩んでしまいますよね。
先に結論をお伝えすると、一番おすすめの滞在先・住まいは「寄宿舎(学生寮)」だといえます。
とはいえ、予算などの状況によっては、他の住居のほうが良い場合もあります。
そこで本記事では、韓国留学で滞在できる5つの滞在先・住まいを紹介すると共に、どんな方にピッタリなのかについても説明いたします。
寄宿舎(学生寮)
寄宿舎にピッタリな人
寄宿舎は、これから韓国留学をする方に一番おすすめの住まいです。
寄宿舎は大学の敷地内にあることがほとんどで、安心して生活ができます。
寄宿舎には、食堂やコンビニ、カフェなどが併設されているので、普段は街に出かける必要がありません。
メリット
- 学校から近くて自習室もあるので、勉強に集中しやすい環境になっている
- 門限や禁煙・禁酒などのルールがあるので、自分を律しながら安心して生活できる
- 世界各国の留学生が住んでいるので、たくさんの交流するチャンスがある
デメリット
- 門限があったり、ルームメイトに気を使う必要があるので、生活が不自由
- コシウォンやハスクよりも家賃が高く、お金に余裕がない学生にとっては負担
- 入舎するための競争率が高い割に、滞在期間に制限があり、ずっと住むことは不可能
コシウォン
コシウォンにピッタリな人
寄宿舎よりも安い住居を探していて、単独行動が好きな方にピッタリ。
コシウォンではキッチンや洗濯機などが共用ですが、他の住人と交流することはほとんどありません。
管理スタッフと毎日顔を合わせるくらいで、静かな環境で生活できます。
メリット
- ワンルームのように保証金は必要なく、毎月家賃を払うだけで住むことができる
- 家賃は月5万円前後(1000ウォンを100円で計算)と安く、水道光熱費込みなのでおトク
- すべてが個室でプライベートな空間を確保できる
デメリット
- すべて個室だが、広さは3畳ほどと狭く、人によってはストレスを感じる
- 部屋の壁が薄く、うるさく感じるほどではないが、隣人の生活音が聞こえる
- 部屋によってはシャワーやトイレが共用で、洗濯機もシェアするので、潔癖症には辛い
ハスク
ハスクにピッタリな人
寄宿舎よりも安い住まいを探していて、人と関わるのが好きな人におすすめです。
ハスクは、他の学生と共同生活する住居で、学生の世話をするアジュンマ(おばさん)がいるのが特徴。
アットホームな環境で生活できるので、人気のある住まいです。
メリット
- 家賃は月5万円前後で保証金は必要なく、食事代と水道光熱費込みでおトク
- アジュンマが朝と夜の食事を作ってくれたり、相談に乗ってくれるので安心
- 韓国人の学生と交流することができ、韓国について多くを知るチャンスがある
デメリット
- すべて個室で門限もないが、アジュンマの存在が母親のように面倒に感じる可能性がある
- 朝と夜の食事をアジュンマが用意してくれるので、外食に行きづらくなる
- 夏のエアコン代だけは、家賃とは別に請求されるケースが多い
ワンルーム
ワンルームにピッタリな人
韓国語レベルが中級以上で、お金に余裕のある人におすすめです。
ワンルームに住むには保証金が必要になりますし、何か問題が起これば自分で解決しなければなりません。
韓国語だけを使う生活になるので、韓国語が話せない方にとって難易度は高めです。
メリット
- セキュリティが高く、物件にはオートロックや防犯カメラが付いているので安心
- 寄宿舎のように門限もなくルームメイトもいないので、自由に生活ができる
- 韓国語オンリーの生活になるので、韓国語が間違いなくレベルアップする
デメリット
- 相場として最低50万円以上の保証金が必要になるので、費用がかかる
- 光熱費などの公共料金を自分で支払うなど、やるべきことが多くなる
- 契約期間(1年以上が基本)内に引っ越しをした場合、残った契約期間分の支払いが発生する
オフィステル
オフィステルにピッタリな人
お金に余裕があり、何よりもセキュリティの高さを望む人におすすめ。
オフィステルはワンルームの高級バージョンで、建物がホテルのようにきれいです。
警備員も常駐しているので、セキュリティ面で一番安心できる住居になります。
メリット
- 高層の建物なので、ホテルと同じように静かな環境で生活ができる
- 一人暮らしの住居の中でも、最高のセキュリティで、泥棒に入られる心配がない
- 下層階が商業施設になっているほか、駅やバス停も近くにあるので、生活が便利
デメリット
- ワンルームよりも保証金や家賃、管理費が高く、お金がかかる
- 高層の建物なので、忘れ物をした場合、部屋の行き来に時間がかかり面倒に感じる
- ワンルームよりもやるべきことが多くなり、ネット回線など自分で契約しなければならない
まとめ
これから韓国留学をする人には、寄宿舎が一番おすすめの住まいです。
しかし、寄宿舎には滞在期間の制限があるので、いつかは退去しなければなりません。
寄宿舎の次の住居選びに悩んだときは、もう一度この記事を読んで、参考にしてみてくださいね。