こんにちは!スペイン在中の「朱里」です。
今回はスペインの学部留学についてメリットやデメリットをご紹介します!
学部留学って何?
学部留学とは、スペインの大学でスペイン人の学生とともに自分が学びたい専門分野について学ぶ留学スタイルです。
現地の語学学校に通って、他国から来た留学生とともにスペイン語を学ぶ語学留学とは別のものです。
ここでは学生時代にスペインの大学に学部留学した経験から、学部留学のメリット・デメリットを紹介します。
学部留学のメリット
1. スペイン人の友達ができやすい
スペイン人の学生たちとスペイン語で授業を受けるので、クラスメイトの90%以上はスペイン人でした。
授業の中でグループを組んでプレゼンや課題をこなしたので、友達や仲間ができやすかったです。半年間授業を受ける中で課題や先生の話などをして、スペイン人の同級生とも仲が深まりました。
2. 語学留学に比べてスペイン語の上達がはやくなる
すべてスペイン語で授業を受けていたので、必然的にスペイン語を聴き取る力や話す力がつきました。
スペイン人のクラスメイトと積極的に交流していけば、会話力やリスニング力も上がります。
3. スペイン語コースで外国人の友達もできる
私が留学していた学校では、外国人留学生用のスペイン語コースがありました。レベルもA2ぐらいのレベルからC1までありました。
語学学校でのクラスに比べてアジア人の比率が少なく、イタリア、ベルギー、スイスなどヨーロッパからの留学生が多かったです(20人中アジア人は中国人が4人、日本人は私だけでした)。私はC1のクラスを受講していたのですが、勉強熱心でコミュニケーション力が高い学生ばかりだったので、かなりスペイン語力は伸びました。
学部留学のデメリット
1. 留学前からある程度のスペイン語力が必要
そもそもある程度の語学力がないと、留学に行く前の手続きや渡航後の学生生活などで上手くいかないことによるストレスが溜まると思います。留学前までに最低でもB1程度のスペイン語力を身につけておきましょう。
2. 課題やテストが多い
スペインの大学は課題が多く、テストも厳しいです。課題が多いと休日に旅行に行ったり友達と遊んだりする時間もなくなってしまいます。大学での勉強以外に留学中にしか経験できないことも沢山あります。
これから留学に行く人たちには、旅行、友人との外出、新しい体験など、色々な経験を積んで欲しいです。
3. 専門分野に関する基礎知識がないと授業についていけなくなる
自分が学びたい分野の基礎知識が日本語でしっかり身についていないと、スペイン語での授業についていくのは難しいと感じました。
留学で専門分野について学びたいのであれば、日本にいるうちから大学の授業をしっかり受けておくことをおすすめします。
まとめ
スペインにおける学部留学には上記の通り、メリットもデメリットもありますが、メリットの方が大きいと感じる方には非常におすすめです。
同じ日本人の留学生がいないため不安になることもあるかと思いますが、スペイン語の上達や現地での友達を増やすにはぴったりの方法だと思います。