世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で出産・育児休業期間が長い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で出産・育児休業期間が長い国トップ10を予想してみてください!
※今回の統計データの概要
・出産・育児休業期間は産前・産後及び育児期間における母親の休業に対して、公的に雇用保障・所得補助が定められている期間。
・各国によって所得補助割合など制度的差異があることに留意が必要
世界で出産・育児休業期間が長い国トップ10
ランキング | 国名 | 単位(週) |
1位 | スロバキア | 164 |
2位 | フィンランド | 161 |
3位 | ハンガリー | 160 |
4位 | ラトビア | 94 |
5位 | ノルウェー | 86 |
6位 | エストニア | 82 |
7位 | チェコ | 69 |
8位 | 韓国 | 65 |
9位 | リトアニア | 62 |
10位 | オーストリア | 60 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2022年データ)
世界で出産・育児休業期間が長い国1位はスロバキアです。
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。
ヨーロッパ以外の国は8位の韓国のみです。
日本は何位?
日本は世界11位です。(数値は58 )
ギリギリトップ10には入りませんでしたが、アジアでは韓国に次いで2位です。
10位のオーストリアとは2週間ほどの差しかありません。
出産・育児休業期間が長い国11位~20位
日本は11位でしたので近い順位の11位〜20位の国も併せてご紹介します。
11位:日本
11位:ドイツ(日本と同率)
13位:スウェーデン
14位:スロベニア
15位:ポーランド
16位:ギリシャ
17位:カナダ
18位:デンマーク
19位:イタリア
20位:ルクセンブルク
11位~20位においてもヨーロッパ諸国が多くランクインしていることがわかります。
ちなみに11位のドイツが日本と同様に58週で、20位のルクセンブルクが46週という数値です。
まとめ
世界で出産・育児休業期間が長い国1位はスロバキアでした。
基本的にヨーロッパ諸国が上位を占めており、韓国や日本がその中に食い込んでいる形になっています。
海外に移住して仕事をしようと検討している人(特に女性)にとってはこのランキングが高い国の方が魅力的に映るかもしれませんね。
移住を検討している方は下記記事を一度参考にしてみてくださいね♪