世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で政府の税収が高い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で政府の税収が高い国トップ10を予想してみてください!
※今回の統計データの政府税収には、所得課税(個人所得税・法人税等)、社会保険料負担(個人負担分・企業負担分等強制徴収分)、資産課税(固定資産税、贈与税、相続税等)、消費課税(物品税、消費税、関税等)など全ての税収を含みます。
日本は政府の借金が多いと学校の授業やメディアによって何度も聞かされていますが、実際に日本は世界と比べて政府の税収は少ないのでしょうか?
世界で政府の税収が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 百万USドル |
1位 | アメリカ | 5,336,458 |
2位 | 日本 | 1,616,775 |
3位 | ドイツ | 1,501,423 |
4位 | フランス | 1,224,764 |
5位 | イギリス | 925,992 |
6位 | イタリア | 850,321 |
7位 | カナダ | 588,717 |
8位 | スペイン | 483,098 |
9位 | 韓国 | 449,659 |
10位 | オーストラリア | 380,012 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2019年データ)
世界で政府の税収が高い国1位はアメリカです。
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。
経済が発展している先進諸国が上位に並んでいることがわかります。
日本は2位
日本は世界2位です。
日本の借金総額は世界でワースト1位ですべてを合計すると1200兆円に達すると言われています。
総額ではなく、GDP比で見ても世界でワースト1位です。
毎年、日本の政府は借金を増やしており、一般家庭で考えると毎月30万~40万円程度赤字の状態で暮らしている状態です。
日本はこの政府の借金を「国民一人当たり○○円の借金」と換算して、あたかも国民一人一人が負担しなければならない風潮を作り上げていますが、実際には政府の借金であり、国民の借金ではありません。
政府の税収が高い国11位~20位
政府の税収が高い国11位〜20位の国も参考までにご紹介します。
11位:オランダ
12位:スウェーデン
13位:ベルギー
14位:ポーランド
15位:メキシコ
16位:スイス
17位:オーストリア
18位:トルコ
19位:デンマーク
20位:ノルウェー
11位~20位においてはヨーロッパ諸国とくに北欧諸国が目立ちます。
まとめ
政府の税収はアメリカがダントツ1位で、日本は2位でした。
日本は借金大国なので税収も低いと思っている人ももしかしたらいるかもしれませんが、税収が多いのに借金は世界1位というのが日本の現状です。
日本の借金問題については賛否両論あることも理解して、自分自身がどのような考えを持って日々生活していくかを一度見つめなおしましょう。
わかりやすいところで言えば、消費税もどんどん上がっていますし、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウィルスの影響もあって日用品やガソリン代などもどんどん値上がりしています。
所得は上がらないのに負担だけ増えているこの状況ですが、節約や投資など自分でできることを少しずつやっていきましょう!
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