世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で海外旅行収入が高い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で海外旅行収入が高い国トップ10を予想してみてください!
コロナ禍で海外旅行は世界中で激減していますが、少しずつ復活を見せてきています。
今回の統計データは2021年ベースのものですので、コロナ後の海外旅行による各国の収益が反映されています。
世界で海外旅行客が多いイメージがあるのはフランスやアメリカなどですが、日本は何位にランクインしているでしょうか?
※今回の統計データの概要
・海外旅行収支は、観光旅行やビジネス出張で海外旅行者が旅行先の国で取得した財貨・サービスのことで、宿泊費や購入した物品・娯楽費などが含まれる。
・旅行先への渡航費は含まれない。
世界で海外旅行収入が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 収入(百万USドル) |
1位 | アメリカ | 70,214 |
2位 | フランス | 40,802 |
3位 | スペイン | 34,541 |
4位 | アラブ首長国連邦(UAE) | 34,445 |
5位 | イタリア | 25,722 |
6位 | イギリス | 22,699 |
7位 | ドイツ | 22,125 |
8位 | トルコ | 20,827 |
9位 | メキシコ | 19,796 |
10位 | オーストラリア | 17,538 |
出典1:UNCTAD(United Nations Conference on Trade and Development)
出典2:GLOBAL NOTE
(※2021年データ)
世界で海外旅行収入が高い国1位はアメリカです。
アメリカは本土への海外旅行客も多いですが、ハワイやグアム、サイパンなどの南国リゾートも人気があります。
今回の統計データは単純な海外旅行客の数ではなく、海外旅行客による収入のランキングのため、お金を多く使っている人が多いとランキングが上位になります。
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
世界で海外旅行収入が高い国2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。
トルコをヨーロッパとするかどうかは微妙な問題ですが、トルコを除いてもトップ10のうち5ヶ国がヨーロッパです。
フランスやスペインが上位なのはイメージ通りですが、4位にアラブ首長国連邦がランクインしているのは意外な方もいるかもしれません。
アラブ首長国連邦にはドバイがありますが、実際に私たち家族がドバイ旅行を経験しているのでドバイが人気の理由もすごくわかります♪
日本は何位?
日本は世界30位です。(数値は4,792)
日本は少し前までは観光大国を目指していて外国人観光客が急増していましたが、コロナ後においては入国規制も厳しく海外旅行客も激減しています。
ちなみに日本とランキングが近い国として29位にタイ、31位にデンマークがランクインしています。
今後コロナが収まって規制が緩和された場合は、日本はもう少し上位にランクインされるでしょう!
海外旅行収入が高い国11位~20位(おまけ)
参考までに11位~20位の国もご紹介します。
11位:マカオ
12位:カナダ
13位:ギリシャ
14位:ポルトガル
15位:中国
16位:クロアチア
17位:韓国
18位:オーストリア
19位:スイス
20位:オランダ
11位~20位までの国を見てもトップ10同様にヨーロッパ諸国が多くランクインしていることが目立ちます。
ちなみに11位のマカオの観光収入が15,769百万ドル、20位のオランダが9,605百万ドルです。
まとめ
世界で海外旅行収入が高い国1位はアメリカでした。
上位の国をみるとヨーロッパ諸国が多くランクインしているのが特徴的です。
統計データが2021年ベースのため、コロナが蔓延するまでとはランキングがかなり変わっている部分もあるとは思います。
日本においては、30位とかなりインバウンドで落ち込みが激しい状況ですが、規制の変化があれば大きく順位が変動する可能性はあるでしょう!