【世界の総住宅戸数ランキング】世界で住宅戸数が多い国トップ10!日本は何位?

世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で住宅戸数が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で住宅戸数が多い国トップ10を予想してみてください!

総住宅戸数なので、単純に人口が多い国の方が家の数も多いような気もしますが、一つの家に何人住んでいるかによっても戸数は変わりますし、空き家の数なども考慮する必要があります。

日本は人口も世界では多い方ですし、空き家も多いため今回のランキングは上位だと予測できますが、一体何位に入っているでしょうか?

※今回の統計データはマンションなど集合住宅はそれぞれの住居戸数をカウントしています。また空き家、別荘、季節住宅も含みます。

世界で住宅戸数が多い国トップ10

ランキング 国名 戸数(千戸)
1位 アメリカ 139,684
2位 ブラジル 72,395
3位 ロシア 65,941
4位 日本 62,420
5位 ドイツ 42,235
6位 フランス 39,806
7位 トルコ 39,308
8位 スペイン 25,645
9位 イギリス 24,414
10位 南アフリカ共和国 15,744

出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2020年データ)

世界で住宅戸数が多い国1位はアメリカです。

アメリカは人口も3億人を越え国土面積も広いため住宅戸数が多いのは納得です。

今回は別荘や空き家も戸数としてカウントされているため、その影響もあるのかもしれません。

とはいえ、アメリカよりも人口の多い中国やインドがトップ10にすらランクインしていないのは非常に興味深い点です。

中国やインドは1戸あたりに住む人口が多いことが想像できます。

上位の国はヨーロッパ諸国が中心

住宅戸数が多い国の2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパの国が多くランクインしています。

トップ10のうち6ヶ国がヨーロッパの国です。

ヨーロッパの国は人口がそこまで多くないにも関わらず住宅戸数が多いということは、1戸あたりに住む人口が少ないことが推測できます。

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もしくは空き家や別荘などが非常に多い構造になっている可能性も考えられますが、空き家に関してはヨーロッパにおいては中古住宅の流通が盛んなため空き家率は低い傾向にあります。

日本は4位

日本は4位で住宅戸数は62,420,000戸です。

人口が約1億2500万人に対して約6千万戸の家があるということは1戸あたり2人が住んでいる計算になります。

もちろん、日本は空き家が多いため、現実的には1戸あたり2.5人~3人が住んでいると考えるのが妥当でしょう。

日本の住宅戸数が多い背景としては空き家が多いことの他に、解体物件よりも新築物件が多く毎年戸数が増えていることが挙げられます。

パパ
人口が減少していく中で不動産だけが増えていく状況になっているのは好ましい状況とは言えないかもしれませんね!

住宅戸数が多い国11位~20位(おまけ)

11位~20位の国のランキングも参考までに記載しておきます。

※10位の南アフリカ共和国の住宅戸数が15,744(千戸)ですが、11位~20位の国の住宅戸数は15,412(千戸)~4978(千戸)です。

11位:カナダ

12位:ポーランド

13位:コロンビア

14位:オーストラリア

15位:ルーマニア

16位:オランダ

17位:チリ

18位:ポルトガル

19位:ベルギー

20位:スウェーデン

11位~20位の国はトップ10同様にヨーロッパ諸国が多くランクインしています。

まとめ

世界で住宅戸数が最も多い国はアメリカでした。

ランキングを見る限りでは、「人口が多い国=住宅戸数が多い国」ではないことがわかりました。

実際に中国やインドは12億人を越える人口規模ですが、40位以内にすらランクインしていません。

日本は4位ですが、人口の多さと空き家の多さ、1戸あたりに住む人の少なさなどの要素から上位にランクインされていると推測できます。

 

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