旅行予約サイトとして人気が高い『エクスペディア』ですが、新型コロナウィルスの影響で予約者数や売上はどうなっているのでしょうか?
私たち家族も旅行に行く際はエクスペディアをよく利用しているので気になって色々と調べてみました。
※今回の記事は主に「Travel vision」のコラムを参考にしています。
エクスペディアの売上が逆に増えた?
新型コロナウィルスの影響が出始めたのは2020年に入ってからですが、特に3月以降に本格的に自粛が進んできたという認識が一般的だと思います。
しかし、エクスペディアの日本市場における売上は2020年3月においては前年比を大きく上回り、「宿泊日ベースで38%増、販売客室数ベースでは85%増」となっています。
ニュースなどを見る限りでは、旅行業界は非常に厳しい状況に陥っていて倒産なども増えているのになぜ売上が増えたのか?と疑問に思う方も多いでしょう。
エクスペディアの日本市場で3月に売上が増えた理由
1月と2月においては海外(特に中国)からの観光客が減少し、日本から海外旅行へ行く人も減少し始めていました。
しかし、「沖縄旅行に行く人が続出」というようなニュースも話題となったように、3月は沖縄などを含めて日本人の国内旅行の需要が大きくなりました。
元々2020年には東京オリンピックが開催予定でしたので、そのための準備がしっかりできていたことも好調の要因のようです。
エクスペディアの日本市場で3月後半から売上が減少
3月中旬までは好調だった状況も、3月後半から新型コロナウィルスの影響が大きく出始めたことにより売上は減少していきました。
「4月は宿泊日ベースで74%減、5月は70%減、6月は72%減」となる見通しのようです。
また、海外における状況はさらに厳しく、「3月は75%減、4月には98%減」となっています。
まとめ
3月までは国内旅行に行く日本人も多かったこともあり、エクスペディアの売上は増加しました。
しかし、3月後半からは新型コロナウィルスの影響がより大きくなったことでキャンセルも続出しています。
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