オーストラリアのワーキングホリデー制度は、オーストラリア政府が推進する国際交流の一環として導入された制度です。
これまで、18歳から30歳までの若者が参加できる制限がありましたが、2021年に入り、35歳までの制限が導入されました。
これにより、より多くの人がこの制度を利用することができるようになりました。
日本人の35歳はオーストラリアのワーホリ対象?
結論:対象外です。
厳密にはオーストラリアとしては2国間相互条約の関係で35歳までOKとしているらしいですが、日本の外務省がそれを認めていないようです。
日本人の35歳もワーホリ対象だとする主張例
オーストラリアは、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカなど世界各国とワーキングホリデー協定を締結しており、日本もそのうちの一つ。
日本人にとっては、2017年に30歳までの制限が撤廃され、現在は35歳までのワーキングホリデー制度が適用される。
ただし、日本人の場合、毎年のビザ枠に上限が設定されており、その枠を超えた場合は、ビザの発給が停止されることがある。
日本人は基本的に30歳までしかワーホリ対象ではない?
主なワーホリ先
- オーストラリア:18歳~30歳
- ニュージーランド:18歳~30歳
- カナダ:18歳~35歳(ROワーホリ等の限定で35歳)
- イギリス:18歳~30歳
- アイルランド:18歳~30歳
- フランス:18歳~29歳
- ドイツ:18歳~30歳
- 韓国:18歳~30歳
基本的に日本人の場合は約30ヶ国へワーホリで行ける制度になっていますが、年齢に関しては30歳までのところがほとんどです。
※国によって随時年齢制限やワーホリに関する条件が変動するため、最新情報は大使館等のHPでご確認ください。
カナダは特別枠で35歳までワーホリ可能?
「ROワーキングホリデービザ」という制度や「ワーキングホリデー未経験者特別枠」を利用すれば35歳の日本人でもワーホリが可能となっています。
一度ワーホリに行ったことがある経験者と逆に一度もワーホリに行ったことがない人が対象になっています。
条件等に関しては別の記事で詳しく解説します。
まとめ
日本人である場合、ワーホリに行きたい場合は基本的に30歳までに決断して実行しなければならないと認識しておきましょう。
世の中の情勢も変わっていく中で、35歳までOKという事例も出てきてはいますが現状では限定的と捉えるべきです。
今後、年齢制限の撤廃が全面的に進み35歳でも40歳でも、50歳でもワーホリに行ける環境になれば良いですが、ワーホリという制度以外でも海外に移住する方法はたくさんあるため自分の状況にあった選択をするのが一番だと思います。