こんにちは。
交換留学で1年、スペインのグラナダで生活する「moee612」です。
皆さんはスペインでの生活と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?
今回は実際のスペイン人の生活スタイルを紹介していきたいと思います!
スペインの朝
スペイン人の朝は一般的に日本とほぼ同じ時刻、7.8時から始まります。
海外と聞くと、ご飯の量が全て多いイメージがありませんか?
ですが、実はスペインの人は朝はかなり少なく、軽いサンドイッチやトーストだけなんです。
下記が参考例なのですが、こんなので足りるの?って思いますよね。
通勤ラッシュはある?
だいたい8.9時ぐらいから仕事や授業が始まることが多く、8時頃に通勤ラッシュのピークを迎えます。
グラナダでしかこの時間は経験したことが無いのですが、比較的田舎のグラナダでも、市内方面の道だけが車で溢れています。
特にバスは大幅に遅れるので朝のこの時間に乗るのであればかなり余裕を持って乗るか、そもそも乗ることを避けた方がいいかもしれないです。
食事とシエスタ文化
昼ごはん、の前に
そして次の休憩はお昼かな…と思いきや、11時過ぎに学校などで勤務している人以外は、カフェ休憩があります。注意点が、あくまでカフェ休憩、であることです。この時間にカフェに人が溢れ、コーヒーやスペインのチュロスを食べながら談笑しているのです。
だから朝ごはんが少なくていいんですね。
ちなみにチュロスは下のようなものです。一般的にチョコラテをつけて食べます。
お店によってチュロスの硬さや油っぽさ、チョコラテも大きく変わるのでお気に入りのカフェを見つけてみるのもオススメです。
昼ごはん
そして14時頃、ようやくスペイン人のお昼ご飯とシエスタが始まります。
中心街の大手チェーン店やお土産などを置くお店を除き、かなりのお店がシエスタになります。カフェで食事をしたり、職場と家が近い人だと家に1回帰宅し、家族で食事することも多いみたいです。
そしてシエスタ、お昼寝の時間にそのまま入ります。だいたい16時半から17時までお店が閉まります。利用する側からするとこの時間に買い物できないのは少し不便な部分もありますが…
夜ご飯
そしてまた少し働き、20時くらいから夜ご飯になります。そもそも飲食店が開くのが20時から、というところが多いのです。
中心街にある観光客向けのお店はお昼からずっと空いているのですが、そうでないところでは21時前から開くレストランもあります。スペインは昼間と比べ、朝晩の温度がかなり下がります。特に夜過ごしやすい季節、夏も長く続くので外で食事する人も多いです。
夜は長い
そしてこれは特に週末、金曜日と土曜日なのですがこの遅めのディナーの後からバーに行く人が多いです。
グラナダにはバーも本当に多く、たくさんの人がお酒を嗜み、会話を楽しみます。
驚いたのがだれも終電や終バスを気にせずにお酒を飲むということです。私が終バスの時間、23時半ぐらいでお店を出たのですが、まだほぼ満席のお店ばかりです。
シエスタがある分、本当に夜が長いみたいです。
また、たとえ飲食店などで食事していなくてもスペイン人の夜は長いです。
団地やブロックごとに広場や公園があるのですが、そこで夜になってから幼稚園ぐらいの子供たちが遊び始めます。子供の声が聞こえて時計をみてびっくりしたことが何度もあります。
そしてその近くのベンチなどで子供の親や、近くのおじいちゃんおばあちゃんも世間話をしています。
そして1時ぐらいになって、ようやく飲食店が閉まります。
このあとさらにまだ空いているバーに行ったりディスコなどで踊る人も週末には本当に多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スペイン人は本当に休憩が多く、お喋り好きなのもお分かり頂けたかと思います。もちろん、会社や職場によってシエスタがないなども最近では増えては来ていますが、全体的にこんなのんびりした生活スタイルに憧れますよね。
ただ日本人の性格上、合うか合わないかはかなり分かれそうですけどね…
ぜひこの記事でスペインでの生活を少しでもイメージして頂けたら幸いです!