近年日本が物価が安いと叫ばれるようになっていますが、世界を見渡すと日本よりも物価が安い国はまだまだたくさんあります。
物価が安いのは旅行者や海外生活を送る人々にとって大きな魅力です。予算を抑えつつ海外旅行や海外移住したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
本記事では、物価が安い国の中でも特におすすめのランキングTOP10をご紹介します。
※物価が安いと言ってもイメージがしづらいと思いますので今回は各国のタクシーの初乗り料金とマクドナルドのビッグマックの価格を併せてご紹介します!
世界で物価が安い国トップ10
ランキング | 国名 | タクシー初乗り料金 | ビッグマック価格 |
1位 | ベトナム | 75円 | 200円 |
2位 | インドネシア | 50円 | 200円 |
3位 | インド | 40円 | 320円 |
4位 | モンゴル | 60円 | 380円 |
5位 | ブルガリア | 100円 | 450円 |
6位 | マレーシア | 80円 | 320円 |
7位 | タイ | 120円 | 390円 |
8位 | 台湾 | 310円 | 250円 |
9位 | 韓国 | 270円 | 400円 |
10位 | フィリピン | 320円 | 410円 |
※タクシーの初乗り料金やビッグマックの価格は経済状況や為替の影響で都度変化するため参考値としてお考え下さい。
1位:ベトナム
ベトナムは、食べ物や宿泊費、交通費など、あらゆる面で物価が非常に安い国として知られています。フレッシュな食材で作られるバインミーやフォーや、美しい自然環境を楽しめるハロン湾など、観光名所も豊富です。
娯楽で言うと、カジノやパチンコ(パチスロ)も楽しめる場所も一部で存在しているようです。
近年、日本人の中でもベトナム移住を決断している人が増えている印象です。
2位:インドネシア
インドネシアは、多様な文化と美しい自然が魅力の国です。
バリ島やジャカルタなど、観光地も多く、物価も非常に低いため、予算を気にせずに充実した旅行を楽しむことができます。
あまりイメージがない方も多いと思いますが、インドネシアは親日国家の一つと言われています。
親日国家一覧については下記記事でご紹介しています↓
3位:インド
インドは、物価が安いだけでなく独特な文化や歴史的な遺産も豊富な国です。
タージマハルやジャイプルのピンクシティなど、見所も多く、旅行者にとって魅力的な国です。
「一度行くと人生観が変わる」と言う日本人も多く、ガンジス川での沐浴や、屋根にも乗るほどの満員電車、日本語を流暢に喋る詐欺師、IT先進国、人口世界NO1・・・等、注目ポイントが非常に多い国だと思います。
4位:モンゴル
モンゴルは、広大な自然とユニークな文化が広がる国です。
ウランバートルやゴビ砂漠など、魅力的な観光地があり、物価も安いため、予算を気にせずに旅行を楽しむことができます。
モンゴルといえば「相撲力士」といった印象しかない!といった方もいるかもしれませんが、日本から5時間半くらいで着くのでハワイに行くよりも実は近い国です。
5位:ブルガリア
ブルガリアは、東ヨーロッパに位置する魅力的な国です。
首都のソフィアや海岸沿いのリゾート地など、観光地も多く、物価も他のヨーロッパ諸国に比べて安いです。
ブルガリアといえば、キリル文字やヨーグルトの発祥地とされており、世界のローズオイル(香水用バラ)の約70%を生産している国です。
6位:マレーシア
マレーシアは、多様な文化と美しい自然が魅力の国です。
クアラルンプールの近代的な都市や、ペナン島やボルネオ島の自然環境など、観光地も多く、物価も比較的安いです。
赤ちゃん連れや子連れでも安心して行ける国です。私たち家族も実際にマレーシアに1週間ほど滞在したことがありますが旅行や移住に非常におすすめの国です。
7位:タイ
タイは、独特な文化や美しい寺院、美食が魅力の国です。
バンコクの忙しい都会やチェンマイの落ち着いた雰囲気、プーケットの美しいビーチなど、観光地も多く、物価も比較的安いです。
8位:台湾
台湾は、美食や文化、自然景観が魅力の国です。
台北の近代的な都市や九份の風景(ジブリの千と千尋の神隠しの聖地としても有名です)、夜市でのグルメ体験など、旅行者にとって魅力的な観光地があります。
物価も日本に比べて安く、観光や食事を楽しむことができますが、近年の中国との政治的な関係で少し不安になっている人も増えているかもしれません。
9位:韓国
韓国は、日本から最も近い国の一つです。九州に住んでいる人であれば東京に行くのと変わらない温度感で海外旅行に行けちゃいます。
韓流ドラマやKポップ文化で世界的に知られる国ですが、ソウルの活気ある街や仁川の海岸、釜山の港町など、観光地も多く、物価も比較的安いです。
近年ではBTSなどのスターが誕生しており、それによって韓国好きの日本人も増えている印象です。
10位:フィリピン
フィリピンは、美しいビーチやダイビングスポットがあり、リゾート地として人気です。
首都マニラやセブ、ボラカイ島などには観光名所もあります。
フィリピンは英語留学や海外移住先としてコスパも良く日本からも近いので私たち日本人にとってはメリットが非常に多い国です。
番外編(少しマイナーな国)
今回ランキングTOP10にはランクインはしていないものの、それらの国と同等で物価が安い国をいくつかご紹介します。
日本人にとってあまり馴染みがないマイナーな国もあるため、その国の簡単な紹介も併せてしていきたいと思います。
アジア
・カンボジア
カンボジアは、アンコールワット遺跡などの世界遺産があり、観光地として人気のある国です。フレンドリーな人々や美しい自然環境も魅力的であり、物価も非常に低いため、予算を気にせずに滞在や旅行を楽しむことができます。
・ミャンマー
ミャンマー(旧称:ビルマ)は東南アジアに位置し、ビーチリゾートや仏教寺院の寺院群が魅力の国です。
近年は政治的な問題で良く取り上げられている印象が強いと思います。
・ネパール
ネパールは南アジアに位置し、ヒマラヤ山脈や仏教の聖地であるラルク・カン巡礼地など、自然と文化が魅力の国です。
エベレスト関連でよく耳にする国の印象が強い方も多いと思います。
南米大陸(中南米)
・パラグアイ
実は海外移住しやすい国5位として当サイトでも登場している国です。
物価が安く南米の中では比較的治安の良い国です。永住権も取りやすい特徴があります。
・メキシコ
メキシコは、美しいビーチ、古代マヤ遺跡、カラフルな文化が魅力の国です。カンクン等のカリブ海ビーチも有名です。
物価も安く、美味しいメキシコ料理やアクティビティを手頃な価格で楽しむことができます。
・ボリビア
ボリビアは、南米に位置する国で、アンデス山脈やウユニ塩湖などの壮大な自然景観が広がります。
ウユニ塩湖は一生に一度は行ってみたい観光スポットだと思っている日本人も多いと思います。
アフリカ大陸
・モロッコ
モロッコは、アフリカ北部に位置する国で、独特な文化や美しい風景が広がります。
マラケシュやフェズなどの都市や、サハラ砂漠など、見所が豊富でありながら、物価も安いため、旅行者にとって魅力的な選択肢です。
アフリカ大陸にありながらもヨーロッパっぽさを感じさせる国の一つです。
・ケニア
ケニアは東アフリカに位置し、サファリや自然の美しさが魅力です。
アフリカ大陸の中では近代化が進んでいる国の一つでITインフラが急成長しています。
中田敦彦のyoutube大学でも紹介されていたようですが、モバイルマネー(M-PESA)は銀行口座不要で決済・送金・ローン等ができる仕組みで日本より進んでいると思ってしまう部分もあります。
・エジプト
エジプトはといえば、古代エジプト文明ですね。遺跡やナイル川クルーズが人気の観光地です。
物価も安く、ピラミッドを訪れたり、ナイル川を船で巡るなど、歴史と文化を楽しむことができます。
物価指数という観点から見ると、アフリカ大陸ではリビヤやザンビア、アルジェリア等の国が挙げられますが、日本人の海外旅行や海外移住先としてはあまり向いていないと思います。
アフリカ大陸に場合は紛争や貧困問題等も多く残っている場合があるため、慎重に行き先を見極めるようにしてください。
ヨーロッパ
・ラトビア
ラトビアもパラグアイ同様に日本人にはマイナーな国の一つですが、海外移住しやすい国8位として当サイトで登場している国です
ラトビアは、バルト三国の一つであり、リガという美しい首都があります。観光地としての魅力もありながら、物価は他のヨーロッパ諸国に比べて比較的安いです。
起業による永住権が取りやすいといった特徴も持っています。
・ハンガリー
ハンガリーは、中央ヨーロッパに位置する国で、首都ブダペストやバラトン湖が人気の観光地です。
物価も他のヨーロッパ諸国に比べて安く、美しい建築や温泉などを手頃な価格で楽しむことができます。
・ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニア・ヘルツェゴビナは、バルカン半島に位置する魅力的な国です。
サラエヴォやドゥブロヴニクなどの美しい都市や、自然の美しさが広がる国立公園などがあります。物価も他のヨーロッパ諸国に比べて安いです。
【まとめ】
物価が安い国を選ぶことで、旅行や海外生活を予算を抑えつつ楽しむことができます。
上記のランキングTOP10で紹介した国や番外編で紹介した国は、どこも独自の魅力と安い物価を持っています。
海外旅行好きな方はもちろん、今後海外移住してみたい方にとっては候補先の一つになることは間違いない国々なのでぜひ一度自分の足で現地を訪れてみてください!