【お金事情】ブラジルに移住するのに必要な費用は？

ライターのカカドです！

海外移住を検討するとき、いくらお金が必要なのか、気になりますよね。

毎月の出費に加えて、特に移住したてのときは、アパートを探すまでのホテル代や家具の購入など、普段にはない支出も多くなる傾向があると思います。

そこで今回は、ブラジルに移住する際に持っておいた方が良い貯金の目安、そして、具体的な生活費などをご紹介します。

ブラジル以外の国へ海外移住することを考えている人も、基本的な考え方など参考にしてもらえる部分もあるかと思いますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね！

ズバリ、ブラジルに移住する際の貯金額は？

ブラジルに移住するのであれば、ズバリ、100万円程度貯金があれば安心と言えるでしょう。

100万円の内訳は以下のような内容です。

それでは具体的に費用の詳細を確認していきましょう。

行きの航空券

行きの飛行機代は円安やガソリン高の影響で高くなっているため、行きだけで13万円程度かかります。

往復で買うのであれば、タイミングが良ければ15万円程度で航空券を購入することができますが、移住の場合は片道の航空券を買うことが多いので仕方がないですよね。

アパートが決まるまでのホテル代

ホテル代7万円もあった方が安心です。

アパートを日本にいるタイミングで探すことができれば良いのですが、治安も分からないブラジルの町でアパートを借りる場合、現地を見てから決めたいものですよね。

あらかじめ見当をつけておいても、借りるアパートを決めて引っ越しをするまでに2週間程度の猶予はあった方が良いと言えるでしょう。

そのため、ブラジルに到着してから、14日間ホテルに滞在することができる金額は7万円です。
※計算式　ホテル代1泊5,000円×14日間＝70,000円

ブラジルは日本と比較すると物価が比較的安いので、ホテル代をさらに抑えることも可能ですが、移住したての際はなるべく治安が良い場所のホテルを選ぶことがおすすめです。

移住したてで、怖い目に遭わないためにも、ケチらないようにしましょう。

6ヶ月分の生活費

6ヶ月分の生活費60万円も用意しておきましょう。

ブラジルに移住しても、はじめから収入を得られるかというと、難しい可能性があります。

そのため、仕事の収入が安定するまでの期間、6ヶ月間分の生活費を貯金しておきましょう。

「仕事を探すのに6ヶ月もかかるの？」と疑問に思う人もいるかもしれません。実際には数ヶ月後には収入を得ることができるパターンも多いと思いますが、余裕を持っておくことで、仕事探しなどを焦らずにすることができるのでおすすめします。

1ヶ月間に想定される出費は10万円ですが、毎月の具体的な出費を見ていきましょう。

もちろん、住む都市や住む場所によっては、家賃などが高くなってしまう可能性がありますが、地域やアパートの広さなどによっては無理なく抑えることができます。

また、「娯楽」には、レストランやバーに行ったり、市内でショッピングをする費用も含んでいます。

その他の費用

その他の費用として7万円も用意しておきましょう。

この7万円には家具や家電などの費用も含まれます。アパートを借りるとき、家具や家電がすでに置いてあり、購入の必要がない場合も多いです。しかし、万が一自分で揃える必要があったとしても、個人間で安く買えたり、人にもらえたりすることもあります。

ブラジルでは会社を通して、と言うよりも、Facebookのグループを通して個人間で売買をするのが盛んです。

(万が一の場合の)帰りの航空券

万が一、日本へ帰国する必要が出たときのための、帰りの航空券のお金13万円も必要です。

家族の事情など、どうしても帰る必要があるときのために、念の為お金も置いておきましょう。

まとめ

今回は、ブラジルに移住する際に持っておいた方が良い貯金の目安、そして、具体的な生活費などをご紹介しましたが、いかがでしたか？

ブラジルは家賃を含めて、比較的物価が安いと言えるので、生活費は日本と比べて支出が減ります。それでも、初期費用や万が一の貯金は念の為貯金しておいた方が良いと言えるでしょう。

なお、他の国で心配になる医療費ですが、ブラジルに住む人は健康保険制度「SUS」を使って、無料で病院に行くことができます。そのため、医療費は基本的に生活費には含まれないと考えて良いでしょう。

ブラジルに限らず、他の国への移住であっても、大体の目安の金額や考え方には近いものがあるのでは、と思います。

もちろん、移住する国や移住する人によって目安の貯金額は違いますし、一概には言えませんが、いずれの国に行くにせよ、少し余裕のあるくらいの貯金額があった方が安心でしょう。