海外に行くとき、現地での買い物などは何ですればいいのか、分からず不安になる人も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、国が変われば支払いの手段や習慣なども違うものですしね。
そこで今回は、「ブラジルでのお金の支払い事情」について解説します。
ブラジルでは、クレジットカードや現金は問題なく使えるのでしょうか?使うときにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
ブラジル以外の国へ行く人にも参考にしてもらえる部分もあるのでは、と思いますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!
【おすすめのお支払い方法】何が使えるの?
クレジットカードは使えるの?
ブラジルではほとんどのお店でクレジットカードが使えると言っても過言ではありません。
スーパーマーケットやショッピングモールに入っているようなお店から、個人経営の小さなレストランや日曜日の道のマーケットまで、クレジットカードを使うことができます。
現金は使えるの?
ブラジルでは、もちろん現金を使うことはできます。
ただ、現金を使うことをおすすめすることはできません。
基本的にカードなどでお支払いをすることが多く、レジにお釣りが用意されていないことがよくあるからです。
お支払いをしてもお釣りがないと言われたり、お釣りを出すために両替してもらうのに時間がかかったりするので、現金を使うとお会計がスムーズにいかないことがあります。
また大きい金額のお札になると偽札じゃないかと疑われたりすることもあるんです。
大きい金額と言っても、50レアル(日本円で約1,800円程度の価格)であっても、偽札だと思われることもあるのです。
【クレジットカード】利用の際の注意点
現金かクレジットカードで言うと、基本的にクレジットカードを常に持ち歩くのが良いと言えるでしょう。
ではここからは、クレジットカードを利用する際の注意点を確認します。
VISAかMasterがおすすめ
ブラジルのクレジットカード決済端末は、基本的にVISAやMasterなどに対応していることが多いです。
ですが、日本でよく使われているJCBについてはほとんど利用可能店舗を見たことがないので、JCBしかないという人はVISAやMasterを揃えておくのが良いかもしれません。
会計の際もカードから目を離さない
クレジットカードでお支払いをするとき、大抵の場合は決済端末にタッチしたり挿入したりするのを客側ですると思います。
ですが、稀に店員さんに渡してお支払い手続きをしてもらうことがあります。その際は、絶対にカードから目を離さないように気をつけてください。
カードの情報を盗られて、他の支払いに利用されるという犯罪が起こる可能性があります。
サービス料を支払うような少し高めのレストランであればカードを預けても基本的には大丈夫ですが、町のパン屋や小さなお店では少し警戒しておきましょう。
バスや電車ではカバンの中に入れておく
日本でもクレジットカードをタッチして決済を完了させる「非接触決済」があると思います。
ブラジルでも同じように使えるのですが、それが犯罪に使われる可能性があります。
手口としては、バスや電車などが混み合っているときに、財布が入っているポケットにクレジットカード決済端末を近づけるのです。
そうすると、決済端末に入力された金額分、勝手に決済することができ、クレジットカードを盗まなくてもお金を盗むことができるのです。
「非接触決済」が主流になってきた今だからこそ、新しく出てきた犯罪です。
嫌な目に遭わないためにも、ポケットではなくカバンの中にクレジットカードをしまっておくことがおすすめです。
【ブラジルでも使える】楽天カードがおすすめ
クレジットカードを日本から持っていく際、海外でも使えるものを使う必要があります。
わたしは、楽天カードを使っています。
楽天カードは、楽天カードアプリも使いやすく、海外の利用でももちろんポイントが貯まるので、お得に使えている気がします。
ブラジルの銀行口座を開いてクレジットカードを使うこともできますが、基本的にクレジットカード利用料がかかってしまうので、日本の無料で使えるクレジットカードを使うのがおすすめです。
まとめ
「ブラジルでのお金の支払い事情」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ご紹介したように、クレジットカードと現金、基本的には両方使うことができます。
でも、クレジットカードは日本で使えるJCBが使えない場所が多かったり、現金をスーパーで使いづらかったりするなど、気をつけることも諸々あります。
ブラジルやその他の国に行くときにでも、こうした情報を知っておけば、お店に入るとき、お会計のときに焦らずにすむと思うので、出発の前に調べておくことがおすすめです。