ライターのカカドです!
海外に住むことを考える時、
「今さら、友達ができるかな?」と不安になることもあると思います。
でも、ブラジルに移住するのであれば、そんな不安は必要ありません。
「誕生日パーティ」に参加し、また自分の誕生日には誕生日パーティを自ら開催することで、簡単に友達の輪は広がっていくのです。
今回はブラジル移住の基本「誕生日パーティ」について説明します。
そもそもブラジルの誕生日パーティとは
ブラジルの誕生日パーティとは、その名の通り誕生日をお祝いするパーティです。
ブラジルだと小さい子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで、どの年の人でも誕生日パーティを開きます。
それではここから、誕生日パーティの楽しみ方や開き方などを見ていきましょう。
【パーティに参加する時】誰と行くか
誕生日パーティに招待されたら、恋人か家族、友達と一緒に参加しましょう。
誕生日パーティの主催者が、あなたと一緒に行く人のことを知らなくても問題ありません。
ちょっと変な感じもしますが、「はじめまして!〇〇の友達の〇〇です!誕生日おめでとう!」でも、特に違和感はないのです。
なので、自分が招待されていない誕生日パーティでも、あなたの知り合いが招待されていれば一緒に行くことができるのです。
日本の習慣からするとびっくりすることもありますが、こうしてパーティに参加することで、友達の輪は広がっていくのです。
【パーティに参加する時】何時に行くか
ブラジルのパーティは、子どもであれば昼過ぎから、大人であれば夜20時頃から始まることが多いように思います。その時に、何時からパーティに参加するかも知っておく必要があります。
例えばパーティが夜20時スタートですよ、と招待を受けた場合、20時に会場に着くのはナンセンス。早すぎます。開催時間には、主催者すら到着していないこともあります。
30分〜1時間程度遅れていくと、パーティが始まる雰囲気になっているでしょう。そして、遅くに到着したとしても、「遅れてすみません」と謝る必要はありません。「お誕生日おめでとう」と言い、パーティに参加しましょう。
【パーティに参加する時】どんな服で行くか
「海外のパーティって派手なドレスを着ていかないといけないのかな?」と想像してしまう人もいるかもしれません。でも意外とそんなことはなく、TPOにあった服であればなんでも大丈夫です。
パーティが開催されるのは、家やレストランなど様々です。家であればカジュアルで、レストランであればそのレストランにドレスコードがないか、念のため確認しておきましょう。
【パーティに参加する時】どんなプレゼントを持っていくか
「誕生日といえばプレゼントを用意しないといけないのかな?」と思う人も多いでしょう。でも、プレゼント用意は必須ではありません。
また、気持ちだけでも持っていきたいと思うのであれば、1,000円以下の小さいものでも全く問題ありません。日本のプレゼントとちょっと違って、ブラジルはあまりプレゼントにこだわらないのです。
【パーティに参加する時】どんな話をするか
誕生日パーティでの会話の内容は、いたって自由です。どんな内容でも問題ありません。
日本で誰かのお祝いをする時、その人が主役で、話題の中心もその人、ということが多いですよね。
でも、ブラジルはどちらかというと反対です。誕生日パーティの主役、だからこそ、その人が楽しめるよう、その人の好きにさせるようなイメージです。あえて話題の中心に持って行こうとするのではなく、その人の話したい人と話したい時に話してもらい、食べたいものを食べたい時に食べてもらう、そんな風にしています。
「〇〇歳になったね!今年の目標は?」なんてプレッシャーをかけず、主役の人には好きなように動いてもらうんです。
誕生日パーティの目的自体、「私のパーティを祝って!」というよりは、「私の誕生日だから、私の近くにいる人たちを一つの場所に集めて、その楽しい空間を作ろう」というような考え方に近いのかな、と思いました。
【パーティを開く時】どう開くか
どうやって誕生日会を開催するかですが、基本的には誕生日の人自ら開きます。
恋人や友達、家族に「◯日に誕生日会をするよ」とメッセージを送り、当日に人が集まるように調整します。人数は平均して10~15人くらいが多いように思います。場所は、自宅やレストラン、バーなど特に決まりはありません。自分の好きなところを選びます。
「誕生日に人を呼んで祝ってもらうなんて、この歳にもなって恥ずかしいな..」なんて思う必要はありません。そんな感覚はあまりありません。大切なのは、人が同じ場所に集まって、同じ空間にいることなのです。
まとめ
ブラジルの誕生日パーティ、いかがでしたか?
誕生日パーティは主役を中心に人が集まる、友達を作る絶好のチャンスなのです。
「自分の誕生日をわざわざ人に祝ってもらうのは..」と尻込みしてしまう気持ちもわかります。でも、せっかくブラジルに住むのであれば、パーティを開いて友達の輪を広げてみましょう。