【タイの夏休みは3月?】バンコクの気候や季節について徹底解説!便利グッズ3選もご紹介。

こんにちは!ライターのurahodakaです。

タイをはじめとした東南アジアの国々が年中暑いことは有名ですが、シーズンによって気候が少し異なってくることは知っていますか?

 

  • これからタイに住む
  • タイに旅行したいけど行く時期で迷っている

そんな方は、タイの気候について予習しておくことで、生活や旅行がより快適になりますよ。

 

今回は、意外と知られていないタイの気候について、私の体験談をもとにご紹介します!

年間を通したタイの気候

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バンコクの雨温図(参照:気象庁


タイ・バンコクの気候の特徴は、年間を通した降水量の変化が激しいこと。

雨が一切降らない時期もあれば、連日雨が続く時期もあります。

 

気温は年間を通して日本より高めで、基本的には年中半袖で過ごすことができますが、11月~2月は気温が少し下がるので注意が必要です。

 

ここからは、バンコクの詳しい気候や注意点を、季節(雨季・乾季・暑季)ごとに解説します!

5月下旬~10月:雨季

この時期のタイでは、南西から吹くモンスーン(季節風)の影響で降水量が多いです。

特に9月頃になると、月あたりの降水量が350mm近くになります。

 

雨季とはいっても、日本の梅雨と雨の降り方は異なります。

日本の梅雨は、一日中雨が降り続けているというイメージですよね。

一方でタイの雨はスコールの場合が多く、日本のように弱い雨が長時間降り続けることは珍しいです。

雨が一気に降り始めたかと思えば、数時間(早ければ30分ほど)で止むのが一般的です。

 

バンコクの道路の多くは水はけが悪いため、短時間に強い雨が降ると「さっきまでいつも通りだった道路が水浸しに!」ということも少なくありません。

酷いときにはちょっとした洪水になることもあります。

 

タイは雨季でも気温が30℃を超える点も注意です!

11月~2月:乾季

日本でいう秋の終わり頃になると、タイでは乾季が始まります。

これは雨季と逆で、北東から吹くモンスーンの影響です。

雨季とは一転、乾季のタイでは雨がほとんど降りません。

 

年中暑いといわれるタイですが、乾季は雨季や暑季よりもやや涼しく、日中の気温は30℃前後になります。

朝晩は気温が20℃前後まで下がることもあるので、人によっては肌寒く感じるかもしれません。

 

暑季ほど暑くないため、乾季は最も過ごしやすいシーズンかと思います。

雨の心配も少ないので、旅行でタイに行くなら乾季がおすすめです。

 

しかしバンコク在住者にとって、乾季は頭を悩ませる事態が起きる季節でもあります。

頭を悩ませる事態とは、羽アリの大量発生

1月頃になると、夜の街灯や建物の照明の周りに、数匹~数十匹の羽アリが群がる光景を目にすることが増えます。

 

私がバンコクのマンションに住んでいた時も、この時期の夜に帰宅すると、玄関先の照明の周辺を羽アリが飛んでいました。

朝になると地面に羽アリの死骸が落ちていることもあり、ゾッとしました。

マンションに住む場合でも油断は禁物です。

これからタイに住み始める方は、覚悟しておいてください・・・!

3月~5月:暑季

「暑季」という漢字の通り、タイや東南アジアの気候の中で最も暑い季節です。

最高気温は日本の真夏と同じぐらいで、35℃前後になることが多いです。

40℃を超える日もあり、とにかく暑いのがこの時期の特徴です。

 

タイの新年を祝う祭り「ソンクラーン」も、暑季に行われています。

最も暑い季節に行われることもあってか、現在では新年を祝うというより、水掛け祭りというイメージが強くなっていて、中には氷水を掛けてくる人もいます。

 

ちなみに、タイの学校の夏休みは3月~5月

日本人学校も3月上旬~4月下旬まで春休みで、次の学年が始まるのが日本の学校より遅めです。

どの国に住んでいようと、やっぱり暑いと勉強する気になりませんよね(笑)。

タイの気候では手放せない!便利グッズ3選

日本とは全く異なる気候のタイ。

これからタイに住む方の中には、「慣れない気候でやっていけるかな・・・。」と不安な方もいるかもしれません。

ここからは、タイの気候でより快適に過ごすために、持っていると便利なグッズをご紹介します!

 

紫外線対策グッズ

乾季や雨季があるとはいえ、タイは一年中紫外線が強い国です。

特に暑季の紫外線の強さは尋常ではありません。

 

地方にもよりますが、日本の真夏は「蒸し暑い」「湿気が強い」というイメージが強いですよね。

バンコクの暑季は、日本と比べると湿気はさほど感じない一方で、皮膚が痛くなりそうなほど日差しが強いという特徴があります

そのため、日焼け止めを塗ることはもちろん、帽子日傘などのグッズの活用も欠かせません。

 

また、日本では気恥ずかしさからサングラスをしない方も多いかもしれませんが、紫外線の強いバンコクではサングラスを掛けている人は多いです。

「似合わないから」などと気にせず、ぜひタイではサングラスを活用してみてください!

 

折りたたみ傘

バンコクの雨季の必需品は、傘です。

雨季は急に雨が降り始めることも珍しくないので、常に傘を持っているとスコールにも対応できます。

 

しかしずっと雨が降る訳でもないのに、大きいサイズの傘をずっと持ち運ぶのは面倒ですよね。

そんな時は折りたたみ傘が役に立ちます。

バンコクの雨はすぐに止むことが多いので、私の場合、雨が降り始めたら折りたたみ傘を差して屋内まで移動し、しばらく雨宿りしていたら雨が止んでいたということが多かったです。

 

日傘としても使えるものを選ぶと、バンコクでは年間を通して活躍するのでおすすめです!

 

薄手の羽織りもの

「暑い国なのに防寒着?」と思う方もいるかもしれませんが、実はバンコク生活で薄手の羽織りものは必須アイテムです。

バンコクでは外がとても暑い一方で、屋内の施設の多くはエアコンが効いています。

 

特にエアコンがよく効いているのは、ホテルやショッピングセンターなど大型の施設です。

暑い屋外からショッピングセンターに入り、はじめは涼しさで快適に感じていたのもつかの間、体の暑さが収まってくると、徐々に半袖一枚では足りないぐらいの肌寒さを感じます。

 

薄手のカーディガンやジャケット、パーカーなどをカバンにしのばせて、寒暖差で体調を崩さないように気をつけましょう。

まとめ

今回は、タイの気候や、タイの気候に合わせた必需品についてご紹介しました。

常夏の国というイメージが強いタイですが、暑さ以外にも特徴や注意点があることについて知って頂けたら嬉しいです。

 

タイの気候に短期間で慣れるのは難しいですが、日本ほど気温の変化が少ないので、慣れると過ごしやすい国だと思います。

これからタイに住む方は、タイの気候についても理解して、健康に過ごせるように準備をしておきましょう!

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