世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で世界で人口増加率が高い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で人口増加率が高い国トップ10を予想してみてください!
世界で人口増加率が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 増加率(%) |
1位 | バーレーン | 4.92 |
2位 | ニジェール | 3.82 |
3位 | モルディブ | 3.81 |
4位 | ウガンダ | 3.72 |
5位 | 赤道ギニア | 3.65 |
6位 | オマーン | 3.45 |
7位 | アンゴラ | 3.28 |
8位 | マルタ | 3.26 |
9位 | コンゴ民主共和国 | 3.23 |
10位 | ブルンジ | 3.17 |
出典1:世銀(World Bank)
出典2:GLOBAL NOTE
(※2018年データ)
世界で人口増加率が高い国1位はバーレーンです。
バーレーンといえばサッカーで日本代表と戦う国のイメージがあるくらいでしょうか?
中東にある国でカタールやアラブ首長国連邦などが近くにあります。
バーレーンの人口増加率が高い理由
バーレーンの人口増加率が高い理由は、外国人の増加です。
アフリカやアジアのように子供がどんどん増えているというよりは移民による外国人が急増しています。
国家の半数以上が外国人になっており、これは中東諸国における大きな特徴です。
上位の国はアフリカ諸国が中心
2位〜10位の国をみるとやはりアフリカ諸国が中心となっています。
それ以外の国で言えば、モルディブ、オマーン、マルタです。
モルディブは日本からの観光地として有名ですが、近年外国人の移住者が増えています。
オマーンはバーレーン同様に中東諸国です。
また、マルタはヨーロッパですが、英語留学でも人気が高い国の一つで移住する人が多いです。
日本は何位?
今回の統計データは196ヶ国が対象ではなく、217の国と地域が対象になっています。
その中で日本は世界で199位です。
人口増加率はマイナス0.20で人口はどんどん減っています。
少子高齢化によって純粋な日本人は年を追うごとに減り、将来人口も1億人を切ると言われています。
外国人の受け入れを積極的に行う政策で進めてきていましたが、新型コロナウィルスの影響でどうなるか現時点では不透明です。
日本のランキングの前後5位の国
194位:モルドバ
195位:ベラルーシ
196位:イタリア
197位:ポルトガル
198位:ハンガリー
199位:日本
200位:キュラソー
201位:アルバニア
202位:ギリシャ
203位:グリーンランド
204位:米領ヴァージン諸島
まとめ
出生率が高い場合や外国人移民が多い場合に人口増加率が高くなります。
基本的にランキング上位にはアフリカ諸国や中東諸国、下位には日本やヨーロッパ諸国がきます。
経済が発展すると、少子高齢化の波がやってきて出生率の低下が起きています。
今後、日本をはじめ先進国が抱える大きな課題の一つです。