『ボンビーガール』夢のような海外移住は本当に可能なのか?タイ就職は日本語だけではムリ!

Bangkok skyline at night

ボンビーガールのタイ海外移住特集が2018年3月に放送されました。

その番組の中では、日本人女性がタイへ海外移住してタイで就職・生活をしていこうとする様子が描かれていました。

実際に番組で放送されていたことが本当なのか?それとも大げさに盛っているのか?

タイ移住を本格的に検討し、2度もタイのバンコクで物件視察した私たち家族がその疑問にお答えします!

実際にタイへ移住した知人が何人もいるため、タイ移住を検討している方には参考になると思います!

ボンビーガールの番組内で語られていた海外移住の甘い話

テレビなので多少は仕方ない部分もありますが、あれを見てしまうと「自分も今すぐタイへ移住したい」と思う方が多いかもしれませんね。

実際に本当の部分も多いですが、一部はちょっと誤解が生じるような可能性もあるかな・・・といった感じです。

①日本語しか話せないけどタイで就職できる?スキルなしで問題ない?
実際に日本企業がタイ現地でコールセンターなどの日本人スタッフを募集している場合があります。
その場合は実質日本語だけでも就職可能ですが、他の難易度の高い仕事や、給料の高い仕事に就職しようと思ったら英語やタイ語が必ず必要です。
ボンビーガールの番組内では、日本人客を相手にしている不動産会社勤務の女性が出演しており、「日本人相手の接客だから日本語だけで仕事可能」と放送されていました。
ですが、実際は日本人客を相手にした場合でも、不動産仲介の仕事であれば物件のオーナーさんに連絡したり、内覧の際に物件の管理人と直接話して案内しないといけないため、実際は英語やタイ語がある程度話せないと厳しいです。
パパ
実際に私の知人でタイへ移住して不動産仲介をしている日本人がいますが、「日本語だけではムリ」とはっきり言ってました・・・
また、スキルについてもコールセンターなど比較的単純な仕事であればタイでの就職は比較的見つけやすいと思いますが、給料の高い仕事を目指すのであれば、英語やタイ語の習得と同時に、何かしらのスキルがあった方が良いに違いないです。
②タイのバンコクで家賃5万円以内(家具付き・バスタブ・キッチン・オートロック付き)の物件はある?
タイではバスタブがあまりない物件が多いですが、家具付き・キッチン・オートロックがついているコンドミニアムは多いので探せば候補はそこそこ出てきます!
ボンビーガールの番組内で出ていたコンドミニアムは「激安なのに高級」と謳われてましたが、タイのバンコクの場合はあのような立派な外観の物件は多いです。
実際に私たちが物件視察に行った時にも不動産屋さんに教えてもらったのですが、「外観はすごく立派でも中身はハリボテ!」という物件が非常に多いそうです。
コンドミニアムは基本的に部屋ごとにオーナーさんが管理しているため、日本のようにしっかりと管理&リフォームなどが行き届いていないことが多く、中身はボロボロで汚いこともあるようです。
ママ
築年数や立地、設備などにそこまでこだわらなければ、納得した物件が見つかると思います。
ちなみに、私たちは家族暮らし用の日本人居住区をメインに物件視察をしたのですが、「築浅・ペット可・60平米以上」のような条件で探すと結局日本の東京と同じか下手したら日本より高い物件ばかりでした。
パパ
タイのバンコクの不動産価格や賃貸価格はここ数年で異常なほど値上がりしているようなので、注意してくださいね。
1年毎や2年毎に契約更新をするケースが多いですが、その都度家賃が強制的に上がることも良くあるそうなので事前に状況を把握しておきましょう!
③物価は本当にそんなに安い?タイの方が豪華な暮らしができる?
実際に物価は日本と比べると安いです。
ですが、タイのバンコク現地で日本食レストランでご飯を食べたり、日本の食材を手に入れたり、日本人向けのコンドミニアムに住んだりすると結局日本より費用が高くなる可能性があります。
あくまで現地の人と同じ生活スタイルで暮らせば少ないお金で余裕のある暮らしができる!と思っておきましょう。
とはいえ、タクシーやマッサージなどは日本と比べると格安ですし、人件費が安くメイドを雇ったりすることも可能なのでプチリッチな生活を体感できるかもしれません。
ママ
ターミナル21という有名なショッピングモールのフードコートでは100円~200円あれば1食可能です(笑)
あと、タピオカが激安で1杯150円くらいで飲めます!
④知り合いがいなくても現地でたくさん友達ができるから問題ない?
この点については結局どういう会社に就職するか、またどういうエリアに住むか、自らコミュニティに参加するか・・・個人次第の部分が強いと思います。
タイ現地で同じ移住仲間の日本人の友達が欲しいのか、それともタイ人の友達が欲しいのかで行動は変わってきます。
移住仲間の日本人であれば、ブログやインスタなどSNSを通じて直接日本語で連絡することもできますし、現地のタイ人の友達が欲しいならタイ語を勉強して積極的に話しかけていくしかないでしょう。
海外にいると、日本にいるときとは違った感覚や気持ちにもなるので、普段は積極的に行動できない性格の人でも意外と積極的になれるかもしれません。
タイ移住をするからには人生再出発だと思って、色んなことに挑戦してみましょう!

まとめ

ボンビーガールの番組内で放送されていたことは本当でもあり少し大げさでもあり・・・というところでしょうか?

夢のようなタイへの海外移住に憧れていた方にとっては少し残念な気持ちになるかもしれませんが、結局のところ何も考えずに海外に行ってしまっても何とかなる部分もあります。

特にタイの場合は日本人移住者も多いですし、ネットを調べればいくらでも情報が転がっています。

ビザの手続きや物件探しなどの移住サポートを専門的にやってくれる代行業者もたくさんありますので、困ったらまずは相談してみましょう。

パパ
※別記事ではタイの移住に関してのメリットやデメリットなども記載しています↓
海外移住しやすい国ランキングTOP10!ビザ・永住権が取りやすい国で日本人が住みやすい国はどこ?
最新情報をチェックしよう!
>「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

CTR IMG