国連安保理(国際連合安全保障理事会)の常任理事国による拒否権行使回数ランキング(TOP5)をご紹介します。
常任理事国はご存知の通り世界でたったの5ヶ国のみです。
アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国です。
ランキングを見る前に、拒否権行使回数が多そうな国を予想してみてください。
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常任理事国による拒否権行使回数ランキング(TOP5)
ランキング | 国名 | 回数 |
1位 | ロシア(旧ソ連) | 119 |
2位 | アメリカ | 82 |
3位 | イギリス | 29 |
4位 | 中国 | 17 |
5位 | フランス | 16 |
※2022年度までの拒否権行使回数でのランキングです。
常任理事国による拒否権行使回数ランキング1位はロシアです。
ロシアの1位は皆さん予想通りでしょうか?
イメージとしては、ロシアや中国、アメリカが上位だろうな~と考えていた人が多いのではないでしょうか。
中国が意外と17回でかなり少なく感じますね!
ロシアの拒否権行使の内容
直近でウクライナ侵攻により、国連安保理でも浮いた存在となっているイメージが強いロシアですが、直近の拒否権行使はどういった内容なのか簡単にご紹介します。
・2022年2月
ウクライナからの即時撤退を求める⇒拒否
・2022年9月
ウクライナの東・南部の4州の併合を宣言したことを非難する⇒拒否
・2022年10月
ウクライナでの住民投票に根拠はない⇒拒否
まとめ
拒否権行使回数1位はロシア(旧ソ連)でした。
ウクライナ問題やコロナの問題で国連安保理や常任理事国の制度自体に疑問を持つ人が増えています。
ちなみに日本は非常任理事国として参加していますが、今後常任理事国となれる日はやってくるのでしょうか・・・