マルタの交通事情を徹底分析!車がないと不便って本当…??

こんにちは、ライターのSteeです。
本日はマルタ共和国の交通事情にスポットを当てててお話していこうと思います。
留学、移住、観光…どの目的でも必要不可欠となってくるのが移動手段。
マルタ島という小さな島国を移動するのに最適な方法を見つけていきましょう。

マルタ島の基本 小さいけれどアップダウンの激しい島!

マルタ島は、ヨーロッパの小さな島国として有名ですが、国土面積は316平方キロメートル。面積の小さな国のランキングでも上位に入ります。
日本の淡路島の半分程度のサイズ」といえば、何となくそのサイズ感がわかるかもしれませんね。
そんなマルタ島、島内はかなり坂道が多く、アップダウンの激しい地形となっています。
と、いうことは、必然的に徒歩や自転車よりも車やバイクが重宝されます。
実際に、現地民や各国からの移住者は車やバイクを所有している人が多くみられます。

車 vs バイク 便利なバイクをおすすめする理由

前項で多くの人が車とバイクを所有している、と書きましたが、そっれでは実際に手に入れるのはどちらがいいか。
もしも自分一人の移動を考えるなら、おすすめはバイクです。
小さな島国ですが、住んでいる人は多く、人口密度も高いマルタ。必然的に車の数も多いです。
ですので、マルタの主要道路はいつ見ても渋滞していることが多いです。
特に通勤・帰宅の時間帯はひどく、本来なら15分で着くはずの道のりを1時間もかけて帰ることもある、という話まで聞きます。
その点、バイクは小回りが利く分、渋滞しているルートを避けたりできるため、私の職場の同僚もほとんどの人がバイク所有者でした。

公共交通機関はどう? 電車はないけどバスはある

マルタ島にある公共交通機関は、バスかフェリーのみです。
昔は電車もあったようで、駅だった跡は残っていますが、現在は使用されていません。
自分の車やバイクを所有していない場合は基本的にバス(と、行先によってはフェリー)を使用することになります。
が、バスも例外に漏れず、渋滞にはまる可能性が高く、しかもバスが遅れてくる・早く来ておいて行かれるなんてことも頻繁に起こるので要注意です。

 バスの乗り方

ここで少し、マルタのバスの乗り方を紹介します。
①バス停でバスを待つ。バスの遅延はかなり多いので時間に余裕をもっておきましょう。
②自分の乗るバスが来たら、手を挙げて合図する
 日本のバスのように、待っていても止まってはくれません。「このバスに乗る」という事を運転手に知らせる必要があります。
③無事バスが止まれば乗車
④支払いは最後、運転手に手渡し。
 おつりが出ないように小銭を持っておくことを強くお勧めします。運転手によっては(運転手の気分によっては?!笑)おつりをくれることもありますが、基本的には「おつりはない」といわれることが多いです。
無駄な争い・トラブルを避けるためにも、乗車賃ピッタリ持っておくといいです。

 バス会社の発行するICカード  Tallinja Card

マルタのバス会社は、「Tallinja Card」と呼ばれるカードを発行しています。このカードは、日本のバスや電車で使うICカードのようなもので、1枚持っておくと便利です。
また、機関や路線によってバス運賃がフリーになることもあるので、お得にバスに乗ることができます。
 Tallinja Cardの発行は、ホームページにアクセスし、必要事項を入力し申請するだけ。承認されれば2週間程度でカードが郵送されてきます。
そのあとはホームページかスマートフォンのアプリにて入金が可能。入金した分バスの運賃としての使用が可能です。

結局自動車は必要?自動車無しでどこまでいける?

「住む場所」と「住む目的」によって変わります。
私はマルタの最初の半年は、語学留学生として生活していました。語学学校と寮は徒歩15分ほど、ショッピング街もすぐ近く、ナイトクラブも徒歩20分という立地の場所に住んでいました。このころはもちろん車もバイクもありませんでしたが、徒歩とバスで十分に生活できていました。
半年後、仕事を始めてからも、職場が徒歩30分・バスなら10分(渋滞していたら30分以上!)のところに住んでいたため、自動車は買わずに生活ができていました。
ただし、南国マルタ。夏に30分間歩くのはかなり大変かつ危険です。ですので、バイクか自転車、電動キックボードの購入も検討しました。
しかし幸運なことに、同僚がバイクを持っていたため、良き帰りはバイクの後ろに乗せてもらえることが多く、購入には至りませんでした。
それに比べて私の同僚は、職場から自宅が離れているためバイクを持っている人が多かったです。「バイクがないと生活できない」と話してくれたこともしばしば。
つまり、住む場所や目的・期間によって車やバイクを導入するかどうかの検討が必要ですね。

番外編 電動キックボード

私が移動手段の購入を検討していた時に有力候補だったのが電動キックボード。現在日本でもよく見かけるようになりましたが、マルタでは5年前くらいから流行っていました。
坂道が多いマルタでも自転車よりも楽に移動できるし、バイクほど重くなく、値段も抑えられるため人気です。
もしマルタでの移動手段を検討している方は、こちらも候補に入れてみてはいかがでしょう。

 まとめ

以上、今回はマルタでの移動手段についてお話してみました。少しでもマルタでの快適な暮らしに役立てると幸いです。
それでは、Have a nice day♪
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「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

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