こんにちは、ライターのSteeです。
今回は、マルタ留学のアレコレ【就職活動編】と題して、私が実際に行った就職活動の方法についてお話していこうと思います。
留学準備、生活については、下記記事で記載していますのでまだ見ていない方は先に見てみてくださいね!
就職までの道のり① マルタに残ると決めたきっかけ
当時私は、半年間の語学留学が目的でマルタに滞在していました。
留学生活折り返しである、3か月目くらいから、留学後の人生について考えるようになりました。
本来なら日本に帰り、日本で再就職をする、とぼんやり思っていましたが、このころから、「もっと勉強したい」「もっと話せるようになりたい」「もっとここに住んでいたい」と思うようになりました。
そこで、マルタに残る方法=ここで就職しよう!と決めたのです。
就職までの道のり② 学校で就職活動面談
マルタで就職すると決めて、私が一番に始めたことは、「先生に相談する」ことでした。
私の通っていた語学学校は、マンツーマンの個人レッスンを受講することもできたので、信頼している先生を指名し、就職活動について相談をしました。
ここから、実際に就職活動を始めるまでの下準備が始まります。
就職までの道のり③ 求人探し
基本的にインターネットと足を使って求人を探します。
インターネットで、「Job in malta」などと入力し、検索していました。
「for Japanese」と入れてみても、意外と多くヒットするのでおすすめです。
インターネット以外では、街中に貼られている求人票を探します。お店の入り口などに求人票が貼られていないかチェックし、情報を収集します。
求人票が貼られていなくても、募集しているお店もたくさんあるので、ここで働きたい!と思う店があるなら直接話を聞きに行くのもOKです。
また、現地の友達に、日本人を雇ってくれる仕事を紹介してもらうこともしました。
就職までの道のり④ 履歴書作成と応募
語学学校の個人レッスンで、履歴書の作成を手伝ってもらいました。
履歴書は英語で「Resume」「CV」と呼ばれ、日本の履歴書とは大きく形が異なります。
英文の履歴書を作成するときは、誰かに添削してもらうことを大きくおすすします。
また、先生のアドバイスで一番印象に残っているのが、「嘘はいけないけど、消極的なのもダメ。少し大げさに書いたくらいがあなたの本当の能力なのだから、自信もって書きなさい」でした。
どうしても英語力や経歴に自信がなく、控えめに書いてしまっていたのですが、先生はもっとできるわよ!と添削してくれました。
履歴書ができたら、次は応募です。
インターネットで見つけた求人には、指示通りの方法で履歴書とカバーレターを送ります。
(ほとんどの場合がメールにての送付でした)
直接応募に行く場合は、履歴書をもって手渡ししに行きます。
特にアポイントメントをとる必要はなく、直接お店に行って、マネージャーを呼び出し、CVを渡します。
お店に時間があればそのまま面接になる場合もあるので、時間と心に余裕をもって持っていくことをおすすめします。
就職までの道のり⑤ 面接
履歴書での書類審査が通ると、次はいよいよ面接です。
英語での面接、何度も先生と練習しましたが、やはり本番はドキドキでした。
しかし、何件か面接を通して感じたことは、「マルタの面接官、基本的にみんな優しい。」でした。
緊張してしどろもどろになったり、英語がうまく話せなくても、「大丈夫、ゆっくりでいいよ」といってくれる人が多かったです。
(もしかしたら私がラッキーだっただけかもしれませんが笑)
また、服装は日本のようにリクルートスーツでなどという規則はありませんので、指示がない限りは自分らしく、ラフ過ぎない格好でよいでしょう。
大きなオフィスや会社などの場合はスーツなどの正装の方が無難でしょう。
ルールがない分、面接する会社にあったTPOに合わせてみてください。
就職までの道のり⑥ 就活終了
幸運なことに、私は数回の面接で仕事をゲットすることができました。
1度目の面接を終えて、「もう一度〇〇日に来てください」と言われました。次の面接に進んだ!と喜びながら、次の面接日に行ってみると、その場で採用を言い渡されました。
そこからは仮雇用期間として約1か月働き、1か月後再度面談をし、本雇用という形になりました。
就職活動を始めたころの私の英語力は、お世辞にも高いとは言えませんでしたし、特別なスキルがあったわけでもありません。
が、私の場合は、就職活動を始めてから、準備期間も併せて約2か月で仕事を決めることができました。
海外での就職活動で大切なこと おさらい
履歴書の書き方や添削してくれる人、面接の練習をしてくれる人を味方に付けるべし
日本での就職活動と似ているようで全く違う、海外での就職活動。わからないことだらけだと思います。
そんな、小さな疑問や間違いを指摘してくれるアドバイザーを探すことが一番の成功のカギになると思います。
とにかく積極的に活動すべし
働きたい会社やお店が求人募集していないからあきらめる…のではなく、たとえ募集していなくても積極的に話を聞きに行くのをおすすめします。もしかしたら、募集はしていなくても面接してくれるかもしれません。
型にはめ込まず、「自分らしく」を大切に取り組むべし
日本で就職活動をするときは、暗黙のルールがあり、それに従った服装や受け答えが必要とされがちです。でも、海外に出ればあなたは外国人。ルールに縛られず、あなたらしく、あなたの強みを見せてください。きっと面接官が見たいのは、あなたの、あなたらしい姿だと思います。
以上、海外(マルタ)での就職活動について私の経験をまとめてみました。
海外で働きたい、と考えているあなたの背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。