こんにちは!
メキシコ在住ライターのGomariです。
ここ最近、コロナが落ち着いてきた影響もあって、観光や移住目的でメキシコへやって来る方の数がどんどん増えてきており、とても嬉しく感じています☆
そして、どこの国もそうですが、外国人が入国するに当たって必要になってくるのが、VISA(ビザ)の手続き…。
お役所系の書類手続きが超苦手な筆者は、「VISA(ビザ)」という単語を聞いただけで頭が痛くなってきます。
ですが、メキシコ入国のためには乗り越えなければならぬ壁!!
本日は、そんなメキシコのVISA(ビザ)の手続きについてお話しします。
頑張って一緒に乗り越えてやりましょう!
VISA(ビザ)免除の対象
滞在日数が180日以下かつ、メキシコ現地で報酬を得ない場合は、VISAなしで入国できます。
つまり観光目的であれば、こちらに該当するので、VISAなしでサクッと入国できます☆
ただし、滞在日数が180日を越えてしまわないようにお気を付けくださいね!
VISA(ビザ)の種類
次に、メキシコのVISAの種類をご紹介します。
滞在期間や目的に応じて、取得すべきVISAが変わってきます。
①訪問者用VISA
→滞在日数が180日以下かつ、メキシコ現地で報酬を得る場合
②一時居住者用VISA
→滞在期間が180日以上4年未満の場合
③永住者用VISA
→配偶者等、家族にメキシコ国籍の者がいる場合
→一時居住者用VISAでメキシコに4年居住し、その後も居住する場合
→家族にメキシコ永住資格を有する者がいる場合
→定年退職者・年金受給者の場合(いわゆるリタイアメントビザ)
VISA(ビザ)の取得方法
日本での手続き
①訪問者用VISA、②一時居住者用VISA(メキシコ現地で報酬を得る場合)
まずは、在メキシコ現地法人や代理人を通すなどして、メキシコ国家移住庁に就労ビザ申請を行い、手続きに必要となる「NUT番号」という申請番号を取得する必要があります。
そして、「NUT番号」取得後、申請書等の必要書類をそろえ、在日メキシコ大使館で面接を行って、VISA申請、という流れになります。
②一時居住者用VISA(メキシコ現地で報酬を得ない場合)
滞在期間が②の条件に当てはまる場合でも、メキシコ現地で報酬を得ない場合(語学留学等)は、「NUT番号」が不要です。
必要書類をそろえて、在日メキシコ大使館で面接を行い、VISA申請という流れになります。
③永住者用VISA
必要書類をそろえて、在日メキシコ大使館で面接を行い、VISA申請という流れです。
こちらの必要書類ですが、家族にメキシコ国籍者や永住資格者がいる場合は、その方のメキシコパスポートや、その方との親族関係を証明する書類が必要となり、他方、リタイアメントビザの場合は、経済証明が必要となるなど、取得者の状況によって異なってきます。
また、②一時居住者用VISAでメキシコに4年滞在した後に、③永住者用VISAに切り替える場合は、メキシコ国内の手続きのみで済むので、日本で何らかの手続きをする必要はありません。
メキシコでの手続き
①から③いずれの場合も、入国後30日以内に、滞在する州の移民局(Instituto Nacional de Migración (INM))へ行き、在留カード取得手続きを行います。
ただし、②一時居住者用VISAでメキシコに4年滞在した後に、③永住者用VISAを取得する場合は、②一時居住者用VISAを取得して4年が経つタイミングで移民局へ行って申請手続きを行うことで、③永住者用VISAに切り替え、在留カードも更新します。
なお、メキシコでは、②一時居住者用VISAを、4年を越えて取得することができないので、仕事の関係などで4年以上滞在することになれば、取得するつもりがなかったとしても、③永住者用VISAを取得するしかなくなります。
在留カードの重要性
在留カードは、正式な身分証明書として取り扱われます。
そして、在留カードがないと、銀行口座も開けないし、免許取得もできないなど、メキシコでの生活をスタートさせる上で非常に不便です。
なにより、のんびり屋さんが非常に多いメキシコ。
お役所の手続きがスムーズに進まない可能性も少なくありません。笑
ですので、メキシコに入国したら、できる限り早く在留カード取得に向け、手続きを始めることをお勧めします。
最後に
本日は、メキシコのVISA手続きについてお話ししました。
いかがだったでしょうか。
ご自身の滞在目的や期間に応じて、どのVISAを取得する必要があるか、しっかりご確認&ご検討くださいね。
ちなみに、メキシコのVISA自体の取得の難易度はそこまで高くないと言われています。
手続きでややこしいところもありますが、「メキシコでの新生活をスタートさせるため!」と思えば、多少手がかかる点すらも、楽しく感じながら進めていけるのではないでしょうか。
少しだけ高い壁を乗り越えた先には、きっとキラキラ輝く新しい世界が待っているはずです。
その世界を目指して頑張りましょう!
それではまた。
Adiós!