海外移住しやすい国ランキングTOP10!ビザ・永住権が取りやすい国で日本人が住みやすい国はどこ?

近年、海外移住をしたいという日本人が急激に増えています。

テレビやyoutubeなどでも海外移住する日本人が特集されることも多くなり、少し前の日本人の感覚ではあまり考えられなかった生活スタイルが少しずつ一般的にも受け入れられてきています。

会社の都合で海外に赴任するわけでもなく、自らの意思で海外に移住し、そのまま仕事や家を探す人が後を絶ちません。

今はネットで何でも情報が手に入る時代ですので、数十万円しか貯金がないような場合でも思い切って移住することが可能です。

移住サポートの会社も多くなってきていますし、まだ年齢が若くて独身の場合は特に身軽なので決断さえすればあっという間に移住することでできます。

パパ
今回の記事では日本人にとって移住しやすい国をランキング形式でまとめていきます。
いくら移住しやすい世の中になったとはいえ、ビザの問題や治安、現地での仕事、言語、物価など実際に生活する上では色んな障壁があることも事実です。
ママ
私たち家族は数年前から将来海外移住するために色んな国について調べてきましたし、実際に海外旅行の際に現地の物件視察などもして生活環境を確かめたりしています。
そういったリアルな情報も踏まえて色んな国をご紹介していきたいと思います!
海外移住しやすい国ランキングTOP10

1位:フィリピン

フィリピンは日本人が海外移住を検討する際に外せない候補の1つです。

メリット(移住しやすい理由)
ビザや永住権が取りやすい
・日本から距離が近いため日本との往復がしやすい
・日本から直行便の飛行機がある(片道約4時間半)
・物価が安い
・人件費も安くメイドを雇って家事を手伝ってもらえる
・タクシー代が安い
・公用語が英語とタガログ語で英語が通じる
・南国で暖かい気候のため住みやすい
・医療水準が高い
・日本人移住者が比較的多い
・日本人が多く住んでいる地域の治安は良い
・日本人でも起業しやすい
・現地人は楽観的で明るく若い世代が多い
・親日の人が多い
デメリット(不安要素)
・ビザの種類によっては医療保険の負担が大きくなる
・住む場所によっては治安があまり良くない
・日本と比べると衛生面が劣る
・食事が肉中心で日本食を食べられる箇所がまだまだ少ない
・役所や政治関連の汚職や腐敗が当たり前
・仕事や時間にルーズな人が多い
フィリピンは「メリット」と「デメリット」を比較してみても、移住しやすい要素の方が不安要素より大きく勝っていると思う方が多いのではないでしょうか?
特に日本人はハワイやグアムなどの南国リゾートが大好きですが、フィリピンもセブ島に住めば似たようなビーチリゾートの近くに住むことが可能です。
また、本格的に移住しようと思うと最も大事になってくるのが「ビザの問題」です。
フィリピンの場合は永住権も取りやすいため先に永住権を取るつもりで移住することもおすすめです。
「永住権までは要らない!でも数年住んでみたい」という方もいるかもしれませんが、普通はビザの問題があるためなかなか厳しいのが現実です。
しかし、フィリピンであれば観光ビザの延長手続きを繰り返せば最大で3年間住むことができるので、永住権や就労ビザなど特別なビザを取得しなくても実質移住できてしまいます!
※「ビザラン」というやり方もあります。(観光ビザの期限が近づいたら別の国に一度出国してまた入国するということを繰り返すこと)
→このやり方は規制が厳しくなっているという話も良く聞きますのであまりオススメできません。
フィリピンは海外移住しやすい国だとしてもさすがにいきなり移住するのは・・・という方は語学留学やオンライン英会話にチャレンジするのも一つの手です。
移住先がどういった環境か直接知ることで自分に合っているかいないか判断もつきますし、英語力に関してはどっちにしろ必要になってきます!
ママ
本格的な移住の前にまずは語学留学を検討している方
留学はちょっとハードルが高いと感じる方
⇒セブ島にも学校を構えている「QQ English」のオンライン英会話

2位:タイ

Bangkok skyline at night

タイはフィリピン同様に日本人の移住先候補地として外せない候補の1つです。

近年、タイ(特にバンコク)へ移住する日本人が増えてきています。

私の知り合いでもここ数年で何人もバンコクへ移住しています。

メリット(移住しやすい理由)
ビザや永住権が取りやすい
・日本から距離が比較的近いため日本との往復がしやすい
・日本から直行便の飛行機がある(片道約6時間~7時間)
・物価が安い
・人件費も安くメイドを雇って家事を手伝ってもらえる
・マッサージが激安価格で受けられる
・タクシー代が安い
・暖かい気候のため住みやすい
・日本人移住者が多い
・日本人が多く住んでいる地域の治安は良い
・日本人でも起業しやすい
・バンコクには日本食チェーン店などがたくさんあって食事に困らない
・タイ料理は日本人の舌に合う場合が多い
・巨大ショッピングモールが多数ある
・親日の人が多い
デメリット(不安要素)
・夏季は非常に暑く蒸し暑い
・住む場所によっては治安があまり良くない
・バンコクの不動産相場が高騰しているため日本人居住区の賃貸価格が高い

・バンコクでは大気汚染や渋滞が深刻
・日本と比べると衛生面が劣る
・英語が通じない場合が多くタイ語が必要になることもある
・現地で仕事を探すと日本語だけでできる職種は少ない
タイもフィリピン同様に「メリット」と「デメリット」を比較してみても、移住しやすい要素の方が不安要素より大きく勝っていると思う方が多いのではないでしょうか?
タイに移住する場合はほどんどの場合はバンコクを選択することになると思いますので、基本的にバンコクの情報を細かく入手しておけば問題ないでしょう。
バンコクはものすごい勢いで発展していますが、その分、大気汚染や渋滞が酷いと感じる日本人の方も多いと思います。
パパ
私自身も初めてタイに行った時は大気汚染と渋滞を目の当たりにして「もう嫌だ!日本に帰りたい!」と思ったのを覚えています(笑)しかも、ちょうど赤ちゃんを抱っこしながら重たいキャリーケースをガタガタの道路で運んでいたので尚更ファーストインプレッションは悪かったです(笑)
ママ
でも、何だかんだで1週間くらい滞在するとタイの良い部分も凄く感じられて、帰国後すぐに2回目のタイ旅行に行くことになったんです(笑)そのときは移住も視野に入れて何件も賃貸物件の物件視察をしました~
やはり、タイへの移住を検討するときに最も重要なのは「ビザの取得」ですが、それ以外の魅力としては特に「物価の安さ」や「食事の豊富さ」、「日本から比較的近いこと」の3つが挙げられると思います。
生活スタイルによっては意外と日本にいるときと支出額は変わらないという方もいますが、現地で上手く生活すれば日本にいるときよりも少ないお金でプチセレブな生活することも可能です。
パパ
※1つ注意なのはTVなどでタイの場合は日本語だけで就職可能だというように放送されることが多いですが、実際は英語やタイ語が少しでも話せないと仕事にならないケースが多いようです。
知り合いの移住した女性は現地の不動産仲介で日本人のお客さんをメインに相手をしていますが、物件のオーナーと連絡を取るときや内覧の際に管理人と話すときなど結局タイ語が必要になると言ってました・・・

3位:マレーシア

メリット(移住しやすい理由)
ビザや永住権が比較的取りやすい
・日本から距離が比較的近いため日本との往復がしやすい
・日本から直行便の飛行機がある(片道約7時間)
・物価が安い
・人件費も安くメイドを雇って家事を手伝ってもらえる
・タクシー代が安い
・公用語が英語・中国語・マレー語のため英語が通じやすい
・多民族国家のため色々な人や文化と触れ合える
・暖かい気候のため住みやすい
・日本人移住者が多い
・治安は全体的にも良い部類
・首都のKLには日本食チェーン店などがたくさんあって食事に困らない
・巨大ショッピングモールが多数ある
・親日の人が多い
デメリット(不安要素)
・置き引きやタクシーのぼったくりなどの軽犯罪が比較的多い
・赤道が近く南国特有の病気の発生率が高い(コレラや結核、デング熱など)

・日本と比べると衛生面が劣る
・車の運転が荒い
・地域によっては大気汚染(ヘイズ)が深刻
・イスラム教がメインのため豚肉やお酒など手に入れるのに苦労する
・時間にルーズな人が多い
・現地で仕事を探すと日本語だけでできる職種は少ない
マレーシアもフィリピンやタイと同様に「メリット」と「デメリット」を比較してみても、移住しやすい要素の方が不安要素より大きく勝っていると思う方が多いのではないでしょうか?
やはりランキングの上位3か国はベスト4~ベスト10までと比較してみても移住のしやすさやメリットが多いと感じます。
マレーシアに移住する場合はほとんどの場合は首都のKL(クアラルンプール)になると思いますが、近年開発が進んでいるKLより南でシンガポールが近いジョホールバルも候補に入る方もいるかもしれません。
場合によっては別の島のコタキナバルも候補地の一つです。
マレーシアは近年「13年連続で移住ランキング1位」を獲得しているだけあって実際に訪れたときも「ここなら住める」と感じました。
パパ
私たち家族はマレーシアにも1週間ほど滞在して物件視察なども行いましたが、タイのバンコクよりも個人的には住みやすそうだと感じました。
理由としてはバンコクより全体的に街やお店が綺麗なこと、大気汚染をあまり感じなかったこと、英語が通じることなどが高評価のポイントです。
パパ
※マレーシアもタイと同様にTVの放送では日本語のみで仕事できる環境が紹介されていますが、完全に日本顧客に対するテレオペ等以外は基本的に英語や現地の言語が必要になると思った方が良いでしょう。

4位~10位

4位~10位は一気に発表します。

マイナーな国も含めてランキングに載せていますので新発見もあるかもしれません。

各国の詳細はそれぞれの関連記事をご覧ください!

 

4位:オランダ

日本人が海外移住しやすい国「オランダ」。起業すればビザはたったの60万円で取得可能って本当?

 

5位:パラグアイ

日本人が海外移住しやすい国「パラグアイ」。日本との移住協定があるため永住権を取りやすい?

 

6位:チェコ

日本人が海外移住しやすい国「チェコ」。ビザや永住権が取りやすい?チェコ語の勉強が必要って本当?

 

7位:グアテマラ

日本人が海外移住しやすい国「グアテマラ」。リタイアメントビザで安く永住権を取得できる?

 

8位:ラトビア

日本人が海外移住しやすい国「ラトビア」。不動産投資で永住権を取得する方法が人気?

 

9位:インドネシア

日本人が海外移住しやすい国「インドネシア」。移住のメリットやデメリット、永住権の取得について解説!

 

10位:カナダ

日本人が海外移住しやすい国「カナダ」。実はビザや永住権が取りやすい?

 

パパ
それぞれの国の特徴や、ビザ・永住権についての詳細などは個別記事をご覧ください。

まとめ

基本的にビザや永住権が取りやすい国にフォーカスして順位をつけました。

もちろんビザや永住権が取りやすくても治安や食事、言語、日本との距離など実際にある程度住みやすくないと意味がないためそういう要素も多少加味しました。

ビザや永住権のことを除けば、アメリカ(ハワイやグアム含む)やオーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ニュージーランドなど観光地としても有名な国が人気上位に来る可能性は高いですが、現実的にこれらの国に移住するのはハードルが高いです。

ヨーロッパであれば、一つの国で永住権を取得すれば他の国に行き来し放題なのでまずはビザや永住権が取りやすい国を優先的に考えましょう。

起業や投資などを視野に入れている方で、資金が数千万~億単位で余裕がある方は、アメリカやオーストラリアでもビザの取得は比較的容易になると思いますが、そういう方はほんの一部だと思います。

どうしてもハードルが高い人気の国に住みたい場合は、下調べをして自分にあったビザの取得に向けて長期的な計画を立てましょう。

海外に現地視察に行く際は「エクスペディア」で予約すると便利です。「航空券+ホテル」のセットでお得に簡単に予約できちゃいますよ!

とにかく海外移住してみたい!という方は、フィリピンやタイ、マレーシアの3つがやはりオススメですね。物価も安いので日本よりもプチセレブな生活も体験できます!

パパ

まずは1年間ほど海外に住んでみたいという方にはデジタルノマドビザがおすすめです。詳細は下記記事です↓

デジタルノマドビザを取って海外移住しやすい国13選!コロナ禍でフリーランスがリモートワークで生きていける時代到来!

※執筆当初から入国やビザ取得に関する状況が大きく変わっている場合がございますので実際に永住権やビザ取得を考えている方は大使館のHPなどで最新情報をご確認ください。

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日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

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