みなさんこんにちは、NSKIです。
もうすぐセマナサンタ(イースター)なので、ウサギや卵のチョコレートがそこここで売られています。
スペイン(特にカタルーニャ地方)では、ゴッドファーザーやゴッドマザーが大きなチョコレートをプレゼントする習慣があります。
これを見るといつも春の訪れを感じる私はどこか変わっているかもしれません(笑)。
この春から新生活をスタートさせる方も多いでしょう。
私がスペインに来たのもやはり暖かな風が吹き始めた4月でした。
スペインで英語はどのぐらい通じる?
スペインでは観光地以外では英語はあまり通じません。
学校は英語教育に力を入れていますし英語学習者も非常に多いのですが、普段の生活ではやはりスペイン語は必須です。
ただし警察や大手不動産会社の人達の中には英語が得意な人もいるので、スペインでアパートを借りるための手続きや、(あまり起きてほしくはないですが)盗難などで警察のお世話になる場合には流暢な英語を話す人が対応してくれます。
でも近所の人達と仲良くなろうと思ったら、片言でもいいのでスペイン語で会話するのが一番です!
スペイン人は人懐っこいので、ゆっくりでも間違っていてもスペイン語で話すと喜んで聞いてくれますよ。
スペインでの職探し
スペイン語ができないと仕事の選択肢は限られますが、0ではありません。
スペインで働く場合労働許可書を持っていることが大前提ですが、週に30時間を超えなければ学生ビザでも働くことは可能です。
日本語+片言のスペイン語でできる仕事
日本食レストランならまだそこまでスペイン語が堪能でなくても大丈夫でしょう。
近年の日本食ブームで大きな街には日本食レストランが数多く存在します。
2号店、3号店を出店するところもあって時々スタッフを募集しているので、条件が合えばスペインで就職できるチャンスです。
でも接客業なので、料理の説明をしたり日本語を話さない従業員とコミュニケーションを取るためには最低限のスペイン語知識は必須です。
またスペインの食事時間は日本と比べて2時間~3時間近く後ろにずれているので注意してください。
ランチタイムは13時~、ディナータイムは20時~なので仕事が終わると深夜です。
終電は既に出てしまっているので、レストランの近くに部屋を借りるか自転車を購入する必要があるでしょう。
日本語教師という仕事もありますが、海外においては日本語だけで説明が理解できるほどレベルの高い生徒さんと巡り合うことは稀なので、ある程度スペイン語で説明できることが前提です。
観光地であれば日本語の観光ガイドやお土産物屋さんでの仕事もありますが、コロナの影響がまだ残っていて日本人観光客はあまり多くありません。
日本語+英語+片言のスペイン語でできる仕事
こちらも仕事の選択肢としてはあまり多くはないです。
でも英語がネイティブ並みに話せるのであれば、一流ホテルやインターナショナルな会社など英語がコミュニケーションとして使われている仕事があります。
日系企業は日本から派遣されている人は英語だけでも大丈夫ですが、現地採用はスペイン語が理解できないと難しいでしょう。
もし美容師や医療関係者のように手に職を持っているなら、きっとその資格を発揮できるはずです。
なぜならマドリードやバルセロナには多くの日本人が暮らしているのに、日本人美容師や看護師(医者)の方は少ないからです。
それ以外にも習字や生け花の先生、ネイルサロン経営者、陶芸教室主催者などスペインで起業している日本人の方はたくさんいます。
インターネットの発達によって日本とネットビジネスを展開している方もいるので、一昔前よりは仕事の選択肢が広がったと言えるかもしれません。
まとめ
他にも駐在員の家庭でベビーシッターさんを探していることが時々ありますが、ほとんどは口コミです。
スペインでは良くも悪くもまだ「コネ」が通用する部分があって、仕事を探す時も同様です。
誰かの紹介の方がいい仕事が見つかることがあります。
仕事を探す間、語学学校に通うといろいろな国の人がいるので新しい出会いがあります。
場合によっては日本人と仲良くなって、様々な情報交換をすることができます。
アンテナを張り巡らせるには、いろいろな場所に足を運ぶことですね。